プロローグ
20年くらいは乗ってきたDR800Sを去年、札幌のライダーさんに譲り(友達となり)、去年は125ccを千歳空港近くの駐車場に預けて北海道を何度か走りました。


今年の旅は2019年型のCRF250ラリーで行く北海道となります。




6月9日

旅の前からずーっと天気が悪く、今回の旅は雨にたたられるなぁ(梅雨やから当然と言えば当然)と思ってました。

が、「今でなくていつ出る」と思って2か月前に取っていた太平洋フェリー半額チケット(名古屋港~苫小牧 特等和室+250ccで26200円)を無駄にすることもなく出る事にしました。

4月の半ばから出ていた緊急事態宣言は5月いっぱいで解除にならず、まだ出発時は宣言下でした。

まずは大阪の自宅を出発、今回の旅はできるだけ下道を・・・という事で、初日ももちろん高速を使わずひたすら下道で名古屋港を目指します。

途中の鈴鹿では街頭の表示の温度計が38度、あまりの暑さにヘルメットの中が曇りはじめたのでシールドを開けて走ってたら右目にゴミのようなものが・・・「虫か?」とか思いつつ止まって取り除くこともせず、6時間近くかけて198キロを走り、名古屋港へ到着。

早速、近くのスーパーに出向いて酒と酒と酒と酒のアテを大量購入。

コロナもあって、今回の部屋はバス・トイレ付なので一度部屋に入ったらもう部屋から出ることなく過ごすつもりでした。

船は数年前に就航した「いしかり号」

「きそ号」から引き継いでずーっとフェリーオブザイヤーを獲得している豪華客船です。

 

 

さて・・・そろそろ乗りますか・・・
バイクは僕を含めて合計3台・・・
いつもはこの時期だと何十台もいるので寂しい話です。

 

 

 

で、乗りました・・・中は車の数も少なくてガラガラ。
去年に続いて自衛隊の車両が多くありました。
今回の装備は40リッターのボックス(蓋上積載スペースあり)
合計40リッターの防水サイドバッグ
タンデムシートには52リッターの防水バック(お土産など増える荷物用)
35リッターくらいの防水リュックサックです。

 

 

和室の特等なので船先の部屋にテクテクテク・・・暑いです(;´・ω・)


 

 

 

 

ようやく部屋に入ってε-(´∀`*)ホッ


 

 

6月9日~6月11日午前11時まで船の中・・・


6月9日はまず船内でサッポロクラシックを買って、後は持ち込んだ食料と酒で1人で自炊宴会♪


6月10日はフェイスブックの北海道ツーリングのページで知り合った「カツマタ」さんと部屋で宴会しました。
宴会写真一覧(カツマタさんからの差し入れのモツが美味しかったなぁ~♪差し入れをありがとうございました)
メニューはさんまかば焼き丼・寄せ鍋・雑炊・もつ鍋・焼き鳥親子丼・オイルサーディン+玉ねぎ・焼きシュウマイなど


※宴会で鍋物から焼き物、炊飯迄大活躍のちょこっと家電はこれ→アマゾン(←アフェリはついてませんから 笑 2021年7月現在4980円 僕が買った時は2000円位でした→高騰中)

 

 

 

 

なぉ・・・楽しそうに船に乗ってる僕ですが、6月9日の深夜から目に痛みが走り、朝方には右目が腫れあがり、開かなくなりました(;´・ω・)→グロテスクなので写真は自粛(笑)


もし万一、ウィルス性で感染するものならばこれから旅をするカツマタさんにご迷惑をおかけするので、その状況を伝えて、宴会はいつかまた・・・と、お伝えしました(目薬を買いにいくにも船の中でいけませんでした)。

ですが、カツマタさんがその症状に合った抗菌目薬を買ってきてくださり、それを僕にくれはり、宴会をしました(ビール500が6~7本にウィスキーボトル一本が空きました)。


おかげさまで目の炎症は13日ころには全快しました(;^ω^)ありがとうございました

 

 

 

 

船の中宴席で一番おいしくできたのが、この寄せ鍋でした

6月11日午前11時 苫小牧港着


下船のためにバイク置き場に行き、昨夜別れたカツマタさんと再会♪
またいつかどこかの空の下で会えます事を楽しみに再会の約束をしてお別れ

僕はそのまんま港に近い眼科に行きました。
頂いたので目の薬は有ったのですが、僕の目の病気が他人にうつるのかどうかの確認をします。

うつるのであれば、旅の予定を少し変えて治るまで苫小牧のビジネスホテルにこもる。

 

うつらないのであれば、いつも泊めていただいてる美瑛のゲストハウス、白金の湯に行って今夜「も」宴会です(明日明後日は美瑛・旭川で仕事があるのでほどほどに・・・ですが)

  

↓ 



結果、無罪(;^ω^)鈴鹿で目に入ったと思われるモノで目を負傷、その上に多少免疫が落ちていて、体内菌に負けて腫れあがったようでした・・・(病院滞在約2時間)。

 

一路美瑛へ・・・GoGo~♪ 富良野から見る山の風景、キレイなぁ~♪

(時間がなく昼飯抜きもなんのその※この写真の時点で午後4時頃です)

 

 

今夜の宿はゲストハウス「白金の湯」・・・自炊もできるところなので富良野駅前の吉田精肉店で肉をドーンと買って…旅仲間たちと4人で宴会やぁ~

 

 



どどーん・・・って、買い過ぎた(;^ω^)4人前のつもり・・・

呑んだくれて・・・いい温泉に入って・・・夜が更けていきます・・・。

 

 

 


6月12日

 

ちと二日酔い気味の頭で目が覚めます。
痛めてる目は開かず、洗面所で目と顔を洗い、目が開いたら目薬で治療完了。
今朝も気持ちいい温泉に入ります♪

それから朝飯・・・宿に朝ごはんを予約をすると食べられます。
食べたらまたまた温泉に浸かり・・・昼前からのアポイントメント場所の道の駅のある東川町に向けてバイクで出発。
途中雨が降るかもなのでカッパとアポ相手へのお土産だけ持参しました。
ちと、薄曇りですが美瑛の風景はとっても綺麗です。

 

 

サクッと仕事を終わらせて、小雨も降ってきたのと寒いのでカッパを着こんで(初カッパ)宿に戻り、温泉で暖まり、昨夜の残った肉とカレーその他で、美味しい晩飯と酒を呑んだくれて、寝ました…

「明日からは大阪に向けて帰阪が始まります・・・」

 

 

6月13日

 

さて・・・大阪に帰るか・・・(笑)
そう思って検索するも、ナビを見るとこれは一日では無理な距離です(笑)

まず今日は、去年お別れした20年来の僕の相棒「DR800S」とそのオーナーさんに会いに札幌に向かい、札幌に泊まります。

今回の旅はできるだけ有料道路を使わず、のんびりと帰っていこうと思っていますので、ぼちぼちと出発。

いい天気でした。

朝風呂に入ってすっきり・・・肌寒い中をせっせと荷造りして、白金の湯を出発したのが朝の9時頃・・・ゆっくりとした(大阪への)帰路になります。

また今年の内にもう一度、この温泉にも北海道にも「できればバイクで」来れたらえぇなぁ~と、思いながら走り始めました。

 

まず目指すはランチとして岩見沢の美味しいソバ屋「希林」(食べログサイト)。

ここの田舎そばのモツ入れ+ご飯が大好きなので・・・

 

でも、あちこちで寄り道して写真をパシャリ(笑)だって、美瑛や富良野の風景・・・綺麗なんやもん・・・(晴)

 

ちょっと自撮りも入れたりして(笑)

 


札幌に向かう途中、道の駅三笠の前に見たことがあるバイクが・・・

おおっ・・・怪鳥君(DR800Sの別名)・・・と、いう事でオーナーから缶コーヒーももらって、道の駅のベンチでいろいろとお話をしました…

ら、希林のランチ時間は終わり、また今度~にして、オーナーのバイクコレクションを見に、札幌市の倉庫に移動しました。

そこには刀・RX・スパーテネレ・セロー225・カブ改など見るも楽しいバイクがたくさん・・・。

DRもその中で大切に保管され、こうして北の大地を走っていることを知り、とっても嬉しい一日となりました。
その日は札幌泊・・・緊急事態宣言中という事もあり、飲み屋もあいてなくてカレーに餃子の「みよしの」でオーナーさんと二人、うまうまとカレー餃子を食べました(初めての味でした・・・笑)

その後、お土産もいただき、解散です。 

 

菊ちゃん、次はコロナ後、大阪の下町でパーッと呑みましょうね♪



 

6月14日

 

 

本日は函館に泊まり、翌日朝一の津軽海峡フェリーで青森を目指すことにしました。

8時頃に起きだしてもそもそと用意、薄曇りの肌寒い札幌を出発しました(ちなみに僕の服装はメッシュジャケットに膝パットいりジーンズのライディングパンツなので寒くて、ウルトラライトダウンを上か羽織ってました)。

途中、とっても綺麗な山やなぁと思って止まって写真をパシャリ。

蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山。

しばし、山を眺めて出発・・・

 

 

 

 

館までのルートは快晴・・・途中で見れる昭和新山等がとっても綺麗で息をのむ思い・・・このきれいな景色をどこから写真を撮ろうかなぁ~と思ってる間にすっかり行き過ぎて(カニとかの写真は撮った癖に・・・苦笑)、一応明日は早朝出発なので明日の出港場所の確認だけして、函館のビジネスホテルに泊まりました。

夜は飲食店もコロナで閉まってる事でしょうから近くのスーパーで買いだした海の幸で部屋飲み・・・電気小鍋が活躍しました。


6月15日

 

朝5時に目が覚めました・・・午前6時代の船に乗るため、色々と用意・・・
外を見ると、豪雨ですಥ╭╮ಥ

今回の旅は荷物が少ないのでサイドバッグも防水のものを使用、その他バッグ類もすべて防水のため、カッパを着る以外に作業も少なく楽々です。

ナビとして使っているスマートフォンも完全防水・耐振動性・防塵性もばっちりの京セラのtorque03(UQモバイルで04型を使用・03はデザリングで運用)なので豪雨の中も安心してナビゲーションしてくれます。

このスマホはいつもむき出しで走行風にも当たるため、暑い夏でも熱暴走したことはありません(長時間止まっているときは直射日光にやられて熱暴走して落ちますが)。

てな事で豪雨の中、さっと出て、しゅっ(10分かからず)と津軽海峡フェリー乗り場に到着・・・無事に船に乗りました。

船の中のバイクは3台でした(カッパ乾かしながらの図)。

 

この船は3時間40分の旅
一番安い雑魚寝のところを取りましたが、僕は窓際の誰でも自由に使える窓際のいす席に座り、のんびりと絵葉書を書いてました


船の中には津軽海峡フェリーに【乗ったよ】のスタンプがあり、それを絵葉書にペッタンコペッタンコと押して、今日の宿やルートを考えてる間に青森港につきました。

一番安価な席のチケットでしたが僕にとっては快適ないい船旅で、船の中にはエスカレーターがあるのも初めて見た気がする、楽しい船でした。

青森港に着くと晴れてました。
しかしさすが東北、青森も寒くてダウンをジャケットの上に羽織ってのスタートとなりました(カッパ類はすっかり乾いてました)。

あ、宿は以前から泊まりたかった新玉川温泉にしました(本当は玉川温泉の方に泊まりたかったのですが、ここは重い病の人が最後の頼みに訪れるところでもあるので、コロナの中、僕がウィルスを保持していてそうした方に移す可能性も0ではなので、共同トイレの宿ではなく、観光客向けの個別に仕切られた部屋のある新玉川温泉にしました)。


まだ昼前なので下船後は秋田迄一気に向かいます

 

 

途中でからどんどん曇っていき、今にも降りそうな空の中、なんとかかんとか雨に降られることもなく、新玉川温泉に到着・・・到着してしばらくすると外は豪雨でした。

新玉川温泉はバイクを屋根付きの場所に置かせてくれるので、雨でも安心でした。

そして・・・必要最小限の荷物をもってシングルの個室に向かうと・・・それはそれはとても広いシングルで快適・・・これは長逗留も楽ですね。

 

温泉に入るにはいろいろと決まりごとのようなものがあり、濃度の濃い温泉、半分に薄めた温泉などいろいろ・・・

宿の受付カウンターでもらった紙をよく読んで、温泉へと向かいました。


新玉川温泉のホームページを見てくださいね~ここの温泉は上記の絵のように、まるでオリエンテーリングやテーマパークのようでとっても楽しかったです(「また行きたい・すぐ行きたい・何度でも行きたい」 なかお心の声 笑)。

新玉川温泉のホームページ
玉川温泉のホームページ

温泉から部屋に戻ると食事の時間・・・食事はきれいな食堂でバイキング形式です。

各自ビニールの手袋とマスクをして、好きな品を好きなだけとって食べるスタイル。

 

僕はというと宿オリジナルのラベルの付いたお酒を一本呑んで、もうすっかりご機嫌さん。

ステーキあり、刺身あり、そして最後にイチゴあり

もうほんと・・・毎日でも飽きないバイキング・・・いつか仲間たちとワイワイとここで逗留したいなぁと思いました。

深夜もお風呂は開放していて、真夜中にいそいそと温泉に行って独泉を楽しみました(寝転んで入る個室のお風呂の中で爆睡・・・寝返りをして顔から湯に突っでしこたま湯を鼻と口と目で呑みました・・・飲泉もあるのですがかなり薄めてもとっても酸っぱい湯です 笑)。 

 

・・・おやすみなさい・・・

 

 

 

6月16日 

 

 

盛りだくさんだった昨日とは打って変わって今日は移動日です。

中尾が昔、山形県で農家向の方向けにセミナーをしたのですがその時の生徒さんのお店などを訪ねるために移動します。

移動の最中に見かけたこの看板で笑いましたので、Uターンして撮影。

宿は将棋で有名な天童市のビジネスホテル。
早めついて、洗濯も済ませて、ε-(´∀`*)ホッ

今夜は荷物を減らすために持参していたお米を炊いて缶詰を調理して、札幌でいただいたお土産の塩ワサビラーメン(もうね、むせにむせました・・・ケホケホケホ)をアテにビールウィスキーで一人宴会を楽しみました。

 

 

 

※この日の笑い話 

道中でガソリンを入れるのにセルフのスタンドに寄るもカードが使えず現金のみてした。
財布に入っていた5000円札を機械に入れて、ガソリン満タン・・・そしてお釣り(4000円ほど)を忘れて走り出しました。

気が付いたのはすでに100キロほど走った地点(笑)

そのまんま、黙っていて遺失物として警察に届けられたり、そのお金をスタンドの本社に吸収されてももったいないので電話をして、そのスタンドの人に忘れた事とその時の伝票番号と忘れた金額を伝え本人と確認してもらいました。
そのうえで「今のこんな時期、どことも経済的に疲弊しているので、少ないけどその金でスタッフさんたちの食費にして一杯飲んでください」って伝えて、遠慮するその人に了承してもらいました。


なんか、得した気持ちになりました(^^)v

 

 

 

6月17日

 

今回旅での最後の仕事・・・まずは山形県は東置賜のもちやさんに向かいます。
ここの店主でもある良子さんは僕が山形で講演をする事になったとき、講演前に連絡をくださったとっても活動的な人です。

ご主人と二人三脚、美味しいラーメン屋さんをしつつ、ご自身でも手相などの占いをして、その勉強のために全国に出向き、大阪でもいっしょに酒を呑んだこともある元気な方です。

ここでは僕は今回は自家製ちぢれ麺のラーメンにメンマたくさんのを注文しました。

車もバイクも豊富に止められる場所があるので、皆さんもお近くに行かれたら寄って食べて下さいね(前回は2016年ころに行ったかなぁ…そのころはDR800Sで、でした)。

「おいしいよ~」


 

実はもちやさんでは人と待ち合わせもしていました。

その人はベルナさん。

フィリピンから福島県へお嫁さんに来られた方で、震災があり、山形に家族で移住してこられた頑張り屋さんの女性です。

今はなんと、CBR250を買って乗っている(息子さんも別で一台買った)元気なお母ちゃんです。

このベルナさんはファーマーズマーケット新井田直売所に勤めてはります。

少しでも自分の販売力を上げようと僕の講演に来ていただいたのが縁で、今も連絡を取り合っています(役に立ったとは誰からも言われてないなぁ~ 笑)。

にいだ直売所には美味しい食材もいっぱい。

その場で申し込んで金額を決めてお支払いすれば、現地の特産品を見繕って、後日送ってくれますし、お近くに旅に出たらどうぞ皆さんご活用くださいね~🎵

ベルナさんは畑にも出てるので、逢えたらいいですね。

てなことでベルナさんとラーメン食べて、ベルナさんの走る後ろをバイクで付いていって、にいだ直売所に行き、買い物も済ませてその荷物も送り、仕事の話、現在の景気の話もスタッフさんたちとして、これにて今回の仕事は終了・・・そこから大阪に帰るべく出発しました。


なお、今日の目的地は新潟駅近郊のビジネスホテル。

その宿に泊まる目的は、テレビでも有名な新潟の万代パスセンターのカレーを食べるためです。

雄大で美しい山形県の風景を楽しみながら、トコトコと新潟県を目指しました・・・(その後、悲(喜)劇があるとは思わず)。



※写真は曇ってますが進む道の天気は良くて晴れてましたよ~


てな事で・・・新潟駅前に着。ビジネスホテルに向かいます(悲(喜)劇の開演)。
このエピソードは長文になりますので飛ばして次の写真まで一気に行ってもいいかと思います。

 


・・・思い出話・・・
実は僕は新潟駅前は今から数か月前に、やはり万代のバスセンターのカレーを食べるべく、来たばかりなんですよね。

その時仕事として、そのカレーを研究したくて・・・スパイスカレー全盛期の今、その次はオーソドックスなオールドスタイルのカレーが流行るんだと僕は思ってまして、その勉強に全国のカレーを食べ歩いてます。

なお、その時は新潟駅の近くに港があることを知り、僕は嬉しがりなのでそこの船に乗って初めての佐渡島に渡りましたが、その日の夕方から嵐となり船が欠航、翌日もひどい嵐で船が一日欠航その翌日の昼になりようやく船が動き、僕は佐渡島から出ることができましたಥ╭╮ಥ

一泊の予定で行った新潟が二泊となりました。
・・・思い出おしまい・・・

 

 


さて・・・駅前のビジネスホテル付きましたが駐輪場(駐車場)がありません(;´・ω・)
ホテルの周りをくるくると回って探すも見当たらないので、仕方がないので荷物満載のバイクを車道に止めて、ホテルのカウンターに向かいます。

カウンターに向かう最中に「あっ、そうそう、アプリで事前チェックインしたらポイントが増えるんだっけ」と思ってチェックインを済ませてからカウンターに向かっていき、駐輪場の場所を聞くと・・・

「ございません(きっぱり)」

とのこと(;^ω^)
 
確認してなかった僕がバカでしたが、まあ、繁華街なので置く場所はあるでしょうと思って聞きますと、カウンターのおじさん曰く「新潟駅に行けばあったような気がしますが、そこは小さいバイクだけで、置けたとしても無料なのでセキュリティーがないかもです」ってこと(;^ω^)

「あの~有料でもいいので、どこかないですかねぇ…」と聞きますも「知りません(きっぱり)」とのこと。

「あちらの方にいくつか駐車場があるので行って聞いてみたらどうでしょう」という事で・・・

「あの~、車道やホテル前の歩道にバイクを止めて駐車場を探しに行ったら駐禁来ますかねぇ?」と聞きましたら・・・


「来るでしょうね」との返事。

なので、僕はその荷物フル装備のバイクを押して(250ccの軽いバイクにしていてよかった※とはいえ荷物を合わせたら余裕で180キロ以上はあります)、新潟駅前の歓楽街に駐輪場探しに赴くことになりました(;´・ω・)

荷物を降ろしてる間もバイクは車道にあるので、駐禁が来るといけないから荷物も積んだままでした💦

で・・・あっちで断られ、こっちで断られで一時間以上は押し歩いたでしょうか・・・

途中ではスーパーの二階のような駐車場にも聞きに行きましたが、ダメでした💦

そんな時・・・柵で囲まれた広い駐車場を発見・・・まぁ、豪華なホテルの前にあるような駐車場ですが一般車両にも貸している感じです。

ゲートが開いて入って車を止めて、ゲート前で支払いをしてゲートが開いて出ていくタイプ。

車ならばオーソドックスな駐車場ですが、バイクだとなかなか入れてくれないなと・・・そうは思いましたが、管理している人の小屋があったのでとりあえず聞きに行くことに・・・。

「あのーバイクなんですが、車と同じ料金支払いますから、止められますか?」と聞きますと

「まぁ、そんな暑い中をバイクを押して・・・まずはこの日陰にバイクを止めて休んでください」っておばちゃんに言われました。

そうして再度、バイクが止められるかを聞きましたら・・・
「はい、バイクも車と同額で良かったらいいですよ」とのこと・・・あっ・・・ありがたい(涙)

「でも、高額になりますよ、ここにとめたら」・・・とも言われました。

聞きますと、当日最高額が1500円・・・なので、本日から明日の朝までだと1500円×2で3000円とのこと。

なので、他のとこに止めた方がいいよって(なかったんですよぉ~と、伝えました)、ならば、ここの宿に泊まるとバイクだと車の枠に入れないと無料だよって言われました。

でも、すでに他のホテルにチェックインだけはしています(;^ω^)

まぁ、3000円の駐輪代でも仕方がないなぁと思いつつ、何気なくそのホテルの予約サイト(ヤフートラベル)を見てみると・・・一泊3600円(;^ω^)ナンダソノネダンハ・・・

え・・・(;^ω^)新潟駅にこんなに近くて、駐車場もあってこれだけ豪華に見えるホテルでその値段(;^ω^)←何かのキャンペーンやったのかなぁ

それならば、もうビジネスへホテルの支払い分(4800円でした)は捨てて、バイクの近く(駐輪場は目の前)に泊まれるこの宿でいいやと、そう思ってその場で宿を予約(おばちゃんが、私がカウンターに行って予約してあげるよって言ってくれましたけど、手間かけても悪いのでサイトから予約しました)して、管理人のおじさんとおばさんにたくさんお礼を言って(チェックイン時のカウンターでも今有った話をして駐車場の管理のお二人に感謝していると伝えました)、バイクをそこに止めさせてもらいました(結果としては駐車場を3000円で借りていたとしたら、+600円で済むんだ思う事にして 笑)。

部屋もビジネスホテルより広いし、水もあるしパスセンターも近いので最高の宿でした。

是非、皆さんもバイクで新潟駅周辺に行くことがあれば、この宿にお泊りください♪
優しい駐車場の管理のおじさんおばさんにもよろしくっす(^^)v

新潟東映ホテルへのリンク
ヤフートラベルの6月19日の口コミ投稿「ライダー必見」は僕が書きこみました

きちんと駐車場の有無を聞いてなかった僕がバカなので、いい勉強代になったと思います。

※その後、ビジネスホテルに「駐車場がないのでもう宿には泊まらない」(他に行きます※すでに次の宿は申し込んでましたが、なんだか言いにくくて)旨、を伝えましたら「しばらくお待ちください」とのこと。

「いえ、もう移動開始しますのでもういいですから~(支払いは事前決裁済み)」と言うも、どうやらホテルの偉い人に電話が変わられたようで「従業員の車両を停めている場所があるので、1100円でバイクを停めてくださって良いですよ」とのこと。

「お気遣い、ありがとうございます・・・でも、もう次のところに向けて出発しちゃいましたから、宿代はあきらめますので気にしないでください」と言ってお断りました(当日キャンセルなので当たり前だと思ってます)。

そうして新しいホテルで荷物を解いている最中、再びビジネスホテルから電話が入り、「今回は私どもの不備で駐車場を案内できなかったから、チェックインは取り消してキャンセル料も不要で全額返金します」とのこと。

僕はこのホテルに年間で30泊以上はしているライトユーザーなので優遇してくれたもですが「それはありがとうございます」と答え「こちらにはもうなかなか来ないですが、仕事で出向いた先などで御社のホテルを一番に考えて泊まりますね」と答えて、話は終わりました。

返ってきた4800円・・・これは、すべてこの地で呑んじゃえって思いました(6月16日に4000円忘れてるので、それも返ってきた気がしましたので使おうと 笑)。

 

 

駐車場でのラリー(無料の場所)

バスセンターのカレー小ととソバ半分盛

 

その後、ホテルの前の居酒屋さんに移動して新潟名物と書いていた鳥の半身揚げと刺身盛りと酒とビールとハイボールでグダグダになりました。

食べ過ぎました(;^ω^)

そして・・・さらに赤狸なる看板に釣られて入って鶏半身とか大きな油揚げさんとかを食べました・・・

 

 



 

 

 

6月18日 

 

この日は移動日です。

その翌日には岐阜県の商売の神さま、お千代保稲荷神社に参拝に行きたかったので、できるだけ岐阜県に近づこうと思いました。

そこで新潟を出てずーーーーっと、海沿いの街を走るも、単調な道路に飽きが来て、木曽路方面に進路変更・・・行き当たりばったりは楽しいなと思いつつ、御岳山を横目に楽しく走ってました。

翌日が雨予報のために、今日はできるだけ距離を稼ぎたい日です。

途中にある善光寺・・・ナウマンゾウの博物館など、見るからに楽しそうなところを横目にせっせせっせと距離を稼ぎます。

宿は走れるだけ走った午後5時頃、最寄りの温泉のある宿に泊まりました。

まぁ、取り立てて何ってことはない、そんな宿でした(温泉かと思って取りましたが、違ったのがちょっと悔しかったけど、自分のミスです 笑 二食付きの宿代は今回の旅で一番高額でした)。

北海道と違い、下道で320キロはかなりバテましたね。

8時間半、呑まず食わずで給油以外はほとんど乗りっぱなしでしたから。

ちなみに燃費ですが、北海道から続くのんびり下道走行でリッター39~40キロをキープしています(大阪市内で33~36 高速で26~28というところです)。

 

 

 

 

6月19日

 

朝から豪雨です。
今回本格的な雨の中の走行は今回が初めて。

梅雨の時期の移動なので、これまで雨に降られなかった幸運に感謝して雨具フル装備で出発です。

今日の総移動距離は200キロ弱、まずは岐阜県のお千代保稲荷神社に向かいます。

が・・・そこへ道が混んでます(;^ω^)


とにかく、信号毎に引っかかり、渋滞に巻き込まれ、そして豪雨は続くよどこまでも・・・で、かなりバテました(;^ω^)


思いっきり、時間を喰って・・・ようやく神社についてありがたく参拝、名物の串カツを持ち帰りで買って、駐輪場(100円)のテントの下で近くの宿を検索、検索した宿に電話をしてバイク置き場があることを確認して、出発しました(笑)

 

駐輪場にて・・・

外は滝のような雨ですが、屋根があると楽チンです。

 

しっかりと参拝もして、串カツも買い、今夜の宿も決まってご機嫌さんで出発しました・・・

この時は・・・ご機嫌さんで・・・(;´・ω・)

 

 

そうして岐阜羽島の駅前にあるビジネスホテルにつきました。

このホテルは軒先があまりなく、自分の身体やカッパを拭くところがありません・・・。

とは言え、びしょ濡れで建物に入ることもためらわれましたので、ほんの少しある屋根の下で丁寧に自分の身体(カッパ)を拭って、中に入りました。

「すいません、本日予約している中尾ですが・・・バイクもあって、どこに止めたらいいですか?」と・・・いいますと・・・

「申し訳ございません・・・あいにく本日の駐車場は満床で、外に他の会社の運営するコイン駐車場がありますのでそちらにお泊めください」とのこと(-_-;)

え・・・と、思いしましたが・・・何か話す都度、部屋の奥に行って上司に話を聞いて出てくる新人らしいお姉さんにも悪いので、豪雨の中、またまた駐車場を探しに外に出ました。

ここはまぁ、駐禁が来るようなところではないなと思い、バイクをその場において、周りを歩き回ります…。

が、コインパークだけでした・・・ので、コインパークの電話番号に電話をして、バイクは止められないかを聞いて回るもすべてNG。

カッパはともかく、足元に水が入り、靴の中は浸水でぼとぼと・・・金魚鉢状態です(;´・ω・)

そこで再び、ホテルに戻り、玄関で(今度はもういい加減だけど手早く)身体を拭い、カウンターに行って「実は今日、駐車場があるか確認してから予約したんだ」という事を伝えて、駐車場の片隅や玄関横の絶対に邪魔にならない小スペースでいいから止めさせてほしいと伝えたら・・・。

おねーさんはまた奥に戻り、「玄関前の小スペースに止めたらいい」と聞いてきてくれました。

バイクを停めた後、駐車料金を支払いに行きますと「駐車場ではないのでいりません」と言われました


ちょっと得した気分(笑)

何はともあれ、バイクを停められてε-(´∀`*)ホッ

外は相変わらずの豪雨なので、ふたたび軒先で身体を拭い、カウンターで部屋の鍵をもらって、ようやく部屋に入れました。

部屋に入ると濡れてるものはありとあらゆる引っ掛けられそうな場所に干して、それから飯の買い出しです。

本当は近くで食べたかったけど、蔓延防止法だとかで岐阜県は酒類提供がないとのことなので歩いて500メートルほどのコンビニに行き、後はいつもの自炊と神社で買ってきた串カツで晩御飯…。

部屋には電子レンジがあり、ラッキーでした。


とまぁ、そんなこんなで夜も更けていき・・・寝ました…。

 

6月20日

 

この旅の当初、時間があれば、大阪の上の部分、京都から兵庫と日本海側を抜けて、岡山県に寄り道しようかと思ってました。
が、下道で帰ってきていたこともあり、思ったより日数が経過してました。

なので、今回の旅は今日でおしまい(23日から東京に出張)にしようと考え、大阪に帰ります。

大阪まではあと200キロほど・・・。

前日の雨と渋滞、信号待ちの嵐で都心部を下道で走ることに嫌気がさしていた僕は高速で「さっと」と帰ることにしました。

と、いう事で岐阜羽島から今回の旅、最初で最後の有料道路で2時間ほど・・・

無事、帰宅をして荷物を解いて、バイクを駐輪場に入れて、おーしまい

さて・・・次はどこに行くかなぁ…

9月に今度は遊びで北海道(2020年版ツーリングで買ったバイクが帯広にあるのでそれで)・・・
いや、船で四国へ行くか
それとも船で九州か・・・

仕事として岡山の新庄村を視察に行きたい気持ちがあり、そこならば四国や九州の帰り道に寄れるぞ・・・と

考え考え、この文を書いてます・・・さてさて・・・どうなりますやら

と、いう事で駄文に長時間お付き合い、ありがとうございました。

また、読んでもらえるように楽しく旅に出てきます。

このツーレボで少しでも貴方のところに旅の風が届きましたら最高にうれしいです。

それでは、いつまでもいつまでもお元気で~

では、またねっ(^^)vばいばいき~ん


総走行距離 2120.9キロ(平均燃費 リッター39位)